【今週のお題】院卒理系が考える自由研究で賞を取る方法
今週のお題「自由研究」
こんにちは、うぺです
自由研究って何をするか決めるのが難しいですよね
ちなみに私は賞を取ったことが何回かあります
大学院生時代も学会で表彰されたことがあります
だんだん賞を取るコツがわかってきた気がします
そこで本稿では実験系の自由研究に焦点を当て、あなたのお子さんを体育館の壇上へと導いていきたいと思います
はじめに
・賞を取る必要はありません
テストで100点取って、授業終わりにわからないところがなくても先生に聞きに行った方が成績が上がります
・難しい実験をやる必要はない
評価する人によりますが、簡単な実験で良いと思います
ポイントが2つあり、結果の評価方法と結果からわかる考察を練れば良いのです
結果の評価方法
自由研究の種類によってしまいますが、ほとんどの研究には結果が出ます
例えば「アサガオがたくさん咲いた」という結果が出たとします
しかしこれではどのくらい・どの期間で・どんな頻度で咲いたのかわかりません
抽象的な言い方は科学的ではないのです
「アサガオを8月1日10時に観察したら5個の花を付けていた。15時には7個に増えていた。」
というように具体的に数字を添えて結果を書かなければなりません
また、10円玉を液体に浸してみるというような実験が人気ですよね
この実験の評価方法はどうすれば良いのでしょうか
もちろんどれも同じように汚い10円玉を用意しなくてはなりませんが、ピカピカ度を測定することはできませんので相対評価になります
3枚あればレベル1〜3に分ければ良いでしょう
その代わり、結果に公平性を持たせる為に「レベルを分ける人」を複数用意します。論文でもアンケートを用いる手法はたくさんあります。
また、重要なのが何と比べてピカピカなのか?です
水で浸す10円玉があれば対照実験が成り立ち、どのくらいピカピカになったかわかりやすいと思います
あと、写真が増えることによって実験レポートをかさ増しできます
結果からわかる考察
考察とは結果から何がわかったか、何でそうなったのか、何でそうならなかったのかを考えることです
例えば「ベランダで育てたアサガオより玄関の前で育てたアサガオの方が〜個多く花が咲いた」という結果があったとします
そこでなぜ玄関の前の方が多く咲いたのか疑問に思います
考察の例として「ベランダより玄関の前の方が日当たりが良いためよく育ったことが考えられる。」などが書けると思います
まとめ
結果の評価方法と結果からわかる考察を練ることが大事ということを述べました
しかしこれは私個人の考えですので、参考程度にしていただければと思います
最後に自由研究のネタを何個か書いておわります
以上ご拝読ありがとうございました。
・アサガオを場所ごとに育ててみる
・10円玉をピカピカにしてみる
・木を3種類くらい見つけて、セミの抜け殻を採取し、重さを測ってみる
・カブトムシが運べる重さを測ってみる。カブトムシの体重を人間に換算し、自分はその重さを持てるか検証してみる
・おいしいプリンの焼き方を検証してみる(アルミホイルの有無など)
・父親の靴下の匂いを消臭してみる